初心者にとっても分析しやすいツール、分析の入口にきちんと辿りつける
福岡青洲会病院 総務課 課長代行
南川 弘明 様
昨年10月にリリースした「MDV Act」のメインストーリー機能。既に650施設(2022年2月10日時点)を超えるお申込みをいただきました。
そこで、今回は、お使いいただいたユーザ様の生の声を紹介します!お話をうかがったのは、福岡青洲会病院の南川様(総務課長代行)です。病院経営に携わり、普段からデータや経営分析に馴染みのある南川様から、「MDV Act」メインストーリー機能をお使いになったご感想をお聞きしました。
毎月把握すべき重要な指標、数字の良し悪しがパッと見ただけで分かるのがいい
──「MDV Act」メインストーリー機能(以下、「MS」)、いかがでしたか?
南川様(以下、敬称略): まず、最初に目につくダッシュボードの画面、これがいいですね。数字の良し悪しを色で表現しているので、パッと見ただけで現状把握ができます。
何より、とても見やすいですし、毎月把握すべき重要な指標がダッシュボード画面に表示されているので、ログインするだけで確認できる、その手軽さが良いです。
── 最初にどこをご覧になりましたか?
南川:「入院診療単価」を見ました。自院だけで見ていても、その金額が高いのか低いのか、いいのか悪いのかが分かりません。でもMSは、パッと確認できたうえに400病院以上のベンチマークで見ることができるのが良いですね。ベンチマークによるA~Fの評価もされているので、自院の立ち位置がすぐ確認できます。公開データも頻回に出ている訳ではないですし、MSのベンチマークは客観的に良いところも悪いところも分かるので、今後企画していく中でとても参考になりますね。
── 無料で見られる内容としていかがですか?
南川:無料で見る内容としては十分過ぎますね。重要指標、月別推移、要因分析、O/E比…が無料とは驚きです。
コンスタントに、ここに出ている指標はほとんど全部見ていきたいですね!「粗利率」は診療科によって変わるかなと思うので、あまり見る機会はないかもしれませんが、それ以外は全部必ず見ていきたいと思います。
「MDV Act」メインストーリー機能で、分析の入口にきちんと辿りつける
── MSは、気になる箇所をクリックすると下にスクロールされていく形で深掘りできますが、初心者の方にはどうでしょう?
南川:実際に説明は受けずに触りましたが、「ここ展開したらいいな」と思いクリックすると展開するようになっているのが良いです。気になった項目をクリックしていくだけで、知りたい情報や要因と思われる項目に辿り着けるようになっていますよね。これは、初めて分析ソフトを使用するという方でも、抵抗なく触ってもらえるかと思います。
分析に慣れていない人、経営の初心者にとって、とても良いツール
南川:MSがあれば、分析の入口には辿りつけるようになっています。これは、本当に初心者にはいい。いろいろボタンがあると、結局分かりづらくて初心者には厳しいものがあります。指標も何をどう比べるのかも分からないですし。でも、MSは展開の流れもスムーズで、分析に慣れていない人や経営の初心者にとっても分析しやすいツールだと思いますね。使っていくうちに、基本的に追う必要のあるものが何かが分かってくると思います。
課題を捉える、そして課題を捉えたあとの工数も削減できるのに期待
── たまに、会議資料の作成に時間が取られているというお声を聞きますね。
南川:会議の資料作成って、大変なんですよ。他の病院も同じかと思いますが、皆さん本当に苦労しています。その点、MSで重要指標をすぐ確認できるようになりましたし、何より、この「ダウンロード」機能がいいです!
── PowerPointですぐにグラフなどが出せるようになっていますね。
南川:クリックするだけで資料作成が簡単にできます。個人的にはレイアウトも好きです。資料作成は、慣れていてもやはりある程度時間が必要です。分析するよりも資料作成に時間が長くかかってしまうこともありますが、MSで吐き出せるPower Point資料は見やすくて本当にいい。
かなり資料作成の時間短縮になると思いますよ。MSで、課題を捉えるだけでなく課題を捉えた後の時間も削減できるのは、大きな業務効率化になります。「MDV Act」には今後も期待したいですね。